【疑問】発達障害児の親の負担はどこまで続くの?子どもが自分で学ぶ「やる気」のしくみ

発達障害児のチボを育てていて、フッとした瞬間に頭に浮かぶのが‥

「息子に対する大変さ‥いつまで続くの!?終わりは無いの?」

という疑問です。


「言葉が遅い」「歩けない」「じっとしていられない」「話が聞けない」「暴れる」などなど、いろいろな部分で遅れや出来ないことが多い息子に、「この先ずっと‥」と考えて、お先が真っ暗になるような気持ちになっていました。


そんな時に出会った一冊の本が、

「こんなに大変なことを、この先ずっと、やっていかなければならないの!?」

という疑問の解決の糸口になりました。


現在は以前より「ちゃんとしたやる気」がチボに芽生えつつあるように感じます。今回は、私が実践してみた方法について書いていこうと思います。

努力は報われるの?素朴な疑問が親のやる気にブレーキをかける

いろいろな本やネットの情報を得ても、相談に行って知識をいただいても‥。チボの発達障害が分かったすぐの頃の私は、

不安がっている割には、いまいち療育や子育てに対して積極的になれない気持ちがありました。

その理由は、


サポートをしてあげたら出来るのは分かるけど‥。こんなに手間がかかって大変なサポートを、子どものために一生し続けなければならないなんて、無理!


と感じていたからです。

たとえば、「落ち着きがない息子を座らせるため」に療育施設や相談窓口やセンターで、

  • 気が散らないように周りのものを見えないように片付ける
  • 静かな場所で取り組む
  • 落ち着いた声で話しかける


など、いろいろな部分で配慮をして取り組むようにアドバイスをもらいます。分かります!そういった配慮をしないとチボは落ち着けないことは分かっているのです。しかし、


その努力を、ずっと続けていかなければならないことに絶望を感じてしまうのです‥。


周りの方々は「少しずつでも成長していけますよ」と言ってくださいますが‥。発達障害児の成長速度はとっても遅いのです(待てない)!!!!

さらにチボの障害が重く出ている部分に関しては「成長にもある程度限界がある」ことも分かっていましたので、私としてはますますやる気が出にくくなっていく悪循環‥。


療育も、続けることが大事!

そんなことも言われていましたが‥、発達障害児の子育てに疲れ切って体調も崩しボロボロの私にとっては、素通り状態です。


正直、発達障害児のチボにこれ以上手を掛けていくならば、

「親のサポート量が段々と減っていく方法なら、やってみてもいいかも‥」

としか思えません。

つまり、「最初は手がかかったとしても、後々はチボ自身でやれるようになっていく方法が知りたい」と考えはじめました。

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気分をつくれば、聞く気が出る

発達障害児の子育ての「親の大変さ」や「サポート量」に悩みながらも、何かチボにとって良い子育ての方法があれば‥と探していて見つけた本がこちらです。

「抱っこでスクスク」著:安藤則夫

人のもとでゆったりとした気分になれることで、なんとなく話を聞くようになっていきます。

「抱っこでスクスク」著:安藤則夫


抱っこをするなどして、子どもを良い気分にして落ち着かせれば、子どもは段々と他者の存在に興味を持つようになり、他者の話を聞いて学び吸収していくようになる‥というようなことが書かれていました(私の感想です)。


この本で、とても良い!有難い!と思ったのが、


「抱っこすることができない子ども」の対処法が書かれていたことです(感動!)


チボは生まれた時から反り返りが酷く、じっとしていられません。産院の看護師さんさえも抱っこできなかったほどの多動児です。

なので、タイトルに「抱っこでスクスク」と書かれていても、できないじゃん!と思ったのですが‥。

ちゃんと「抱っこできない子どもを抱っこできるようにする方法」も書かれていました。

この本に書かれていた、抱っこできるようにする方法はすぐに読んで実践しました。時間はかかったものの、以前のチボよりは格段に抱っこしやすくなったことに驚き、嬉しかったです。


抱っこをされることが大丈夫になったチボの様子を見て感じたのは、「他人が何をしてるか興味を持つようになった」ということです。

抱っこを嫌がっていた時期のチボは、他人に興味を持つというよりは、「他人に自分から何か仕掛けたい」「他人を自分の我儘に付き合わせたい」という行動ばかりだったのだと気が付きました。


この変化は実際の日常の中で見ると「ほんの少しの変化」ではあるのですが‥。私とチボの関係性においてはとても大きな分かれ道になったと思います。

言っても聞かない息子のエピソード → やさしいスルー技10日目!最低限の声かけで対応してみた


子どもがやる気になる!自分で成長できる!そのための親の努力なら頑張れそう

本には、「抱っこなどで子どもをゆったりした気分にすること」から始まり、「子どもが自発的に人の話を聞いて学習していく」までの流れが書かれていました。

これぞ私が求めていた、


最初は手がかかっても、あとは子どもが自発的に動く方法だ!


と思った私は、本を読み解き、実践してみました。効果があった部分があったのも嬉しかったですし、何より、


「親がどの部分で努力したら、子どもが将来的に自発的に動けるのか」が分かったことで、私の気分がスッキリして、素直に努力してみようと思えました。


私はどうも、理屈的に理論的に「目的をハッキリさせたい」タイプなんですよね‥。闇雲に努力‥だと、成果がすぐに出ない場合にはやる気がなくなってしまうので^^;

子どもを動かすエンジンは親が作る

私が実践したことを、本を参考にまとめてみました。

参考「抱っこでスクスク」著:安藤則夫


  1. チボの気分を良くする(くすぐり、抱っこ、歌など遊び)
  2. 機嫌が良くなったチボを椅子に座らせる
  3. 絵本を読む
  4. すぐに、立ち上がり歩いてどこかに行ってしまうチボ‥
  5. 1番に戻る〜繰り返し


私は上の(5)項目を繰り返して実践しました。とにかく、根気との勝負ですね‥。

(1)チボの気分を良くする方法として、お菓子やテレビの使用は禁止なので、「抱っこ」「くすぐり」「歌」「手遊び」などで興味を引いて機嫌をとりました。


たとえ気分を良くして座らせても、数秒後にはどこかへフラフラと行ってしまうチボ‥。

最初はもちろん全然できませんでした。日数を重ねることで「なんとなく座っている時間」が増えていき、3ヶ月くらいで短い絵本1冊が聞ける状態にまでなりました。


発達障害児のチボの日常は、

  • 「機嫌が良い時間」がとても少ない
  • 「思考がニュートラルな時間」が殆どない
  • 「自分の欲求を押し通したい」と暴れている時間が多い
  • 殆どの時間で「自分の欲求を満たすために」動いている


発達障害児のチボは「やる気」の基となる、「気分のいい時間・ゆったりした時間」を、放っておくと全く持つことが出来ないことが分かりました。


「息子を動かすエンジン=やる気」は親が作ってあげる必要があるのだと気が付いたことで、キツイですが‥なんとか頑張ってみようと思えました^^;

エンジンができれば、自発的に動きつづけられる

  • 親がまず「ゆったりした気分」を子どもにつくってあげる。
  • 子どもが「他者からの情報を受け入れる体験」を少しずつ重ねていく。
  • 子ども自身の知識が蓄積されていく。
  • 溜まった知識が興味につながり「やる気」が出る。
  • 子どもが自発的に動いていけるようになる。


流れを理解できたことで、私の中で「親が努力をする理由」がハッキリしました。


実践してみて分かったのは、発達障害のチボに「ゆったりした気分を持たせること」はとても根気がいるので、ハードルが高いということ!


発達障害児の親御さんが大変な思いをされているのは、この「ゆったりした気分づくり」の部分なのかな‥とも想像できました。


大変ですが、「他者を受け入れられるゆったりした気分」さえ少しずつ体験させて増やすことができれば、本人の能力を引き出せるようにもなるということです。


子どもをいい気分にさせることに、損はない!


「ゆったりした気分」は定着していくようですし、「ゆったりした気分で体験したこと」も定着していくようです^^


自分勝手に自分の欲求を満たすために動いていることは、一見積極的に動いていて「やる気」があるようにも見えますが‥

これは、やる気とは違います。


与えられた環境や枠の中で、他者の話に積極的に耳を傾けたり、自分の興味のあることを見つけて学んだり。そういった活動に取り組む姿勢がやる気だと思うのです。

やる気スイッチエピソード → ヒカキン大好き!部屋の片付けをやるようになる!

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子どもが他者に興味を持って学んでくれれば、親の負担は軽くなる

「自分の欲求や興味以外の情報」は、子どもが成長する上で無くてはならないものだと感じました。

子どもがゆったりとした気分で他者と関わり学習してくれるようになってくれれば、親の負担は軽くなるのでは‥と考えられます^^


根気がいる方法なので大変なのですが‥毎日どこかのタイミングでほんの少しだけでも続けております。

ずっと喋り続ける子どもの話 → 【お口の多動】ずっと話しかけてくる子どもにイライラ!どうしてそんなに喋れるの?

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